「これまでずっと、正しいと思って生きてきたのに」
「間違ったことはしていないはずなのに、なぜこんなに苦しいのだろう」
こころねセラピーに来られる方の多くが、こうした言葉を口にされます。
そして私は、心の中でいつもこう思います。
その苦しさは、あなたの弱さではありません。
むしろ“正しく生きようとしてきた証”です。
成長を止めるのは「間違った信念」ではない
人生において変化や進歩、つまり本当の意味での成長を遂げるためには、
明らかに正しく思える信念や態度を、あえて疑うことが必要になります。
これは、とても受け入れがたい話です。
なぜなら私たちは、
- 頑張ることは良いこと
- 我慢は美徳
- 人に迷惑をかけてはいけない
- ちゃんとしていれば、いつか報われる
こうした価値観を「疑う余地のない正しさ」として、
長い年月をかけて体に染み込ませてきたからです。
問題は、
それらが間違っているかどうかではありません。
問題は、
それらが今のあなたを“生かしているか”どうかです。
「正しさ」は、過去のあなたを守った鎧だった
こころねセラピーの視点では、
信念や態度は「良い・悪い」で判断しません。
それはすべて、
**その人が生き延びるために身につけた“適応”**だからです。
例えば――
- 頑張り続けることで、居場所を守ってきた
- 我慢することで、人間関係の衝突を避けてきた
- 自分を後回しにすることで、家族を支えてきた
これらはすべて、
**その時点では“最善の選択”**でした。
しかし、問題が起きるのはここからです。
かつて命を守った鎧が、
今のあなたの呼吸を妨げている。
それでも私たちは、
「正しかったはずの生き方」を疑うことができません。
なぜなら、それを疑うことは、
これまでの人生を否定するように感じてしまうからです。
疑うべきなのは「自分」ではなく「前提」
成長とは、
自分を責めることでも、壊すことでもありません。
疑うべきなのは、
- 「私はもっと頑張らなければならない」という前提
- 「弱音を吐いてはいけない」という思い込み
- 「このまま耐えれば何とかなる」という信念
つまり、
あなたそのものではなく、あなたを縛っている前提です。
こころねセラピーでは、
この前提が心と体にどんな緊張を生んでいるかを丁寧に見ていきます。
慢性的な痛み、不安、疲労感、虚無感――
それらは偶然ではありません。
「正しくあろう」とし続けた結果、
体と心が出しているサインなのです。
本当の成長は「変わる勇気」ではなく「緩める許可」
多くの人が誤解しています。
成長とは、
- もっと前向きになること
- もっと強くなること
- もっと努力すること
ではありません。
こころねセラピーが考える成長とは、
「今まで正しいと思ってきた生き方を、
一度そっと脇に置いてみること」
それは、闘うことではなく、
力を抜くことです。
疑うという行為は、破壊ではありません。
それは、
- 本当に今の私に合っているだろうか
- この信念は、今の私を守っているだろうか
と、自分に問い直す優しさです。
変化は「正しさ」を手放した先で始まる
人生が変わり始める瞬間は、とても静かです。
大きな決断でも、劇的な覚悟でもありません。
ただ、心のどこかで
「もしかしたら、違う生き方もあるのかもしれない」
と感じる、その一瞬です。
その小さな疑問こそが、
成長の入り口です。
こころねセラピーは、
あなたを変えようとはしません。
ただ、
あなたが信じてきた“正しさ”を、
一緒に見つめ直す場を提供します。
もし今、
「これ以上頑張れないのに、立ち止まることもできない」
そう感じているなら。
それは、
あなたの人生が次の段階へ進もうとしている合図なのかもしれません。

※無料相談後に継続を強く勧めることはありません
※その場で決める必要はありません
※安心してご利用ください

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