こんにちは。静岡・沼津・三島・函南のこころねセラピー秋山幸徳です。
「いつも同じような人間関係で悩んでしまう」 「環境を変えたのに、また同じような上司やトラブルに遭遇する」 「パートナーの何気ない言動に、自分でも驚くほどの怒りや悲しみが湧いてくる」
そんな経験はありませんか? 「自分の性格のせいかな」「運が悪いのかな」と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。でも、実はそれはあなたのせいではないのです。
今日は、私たちの幸せを無意識に止めてしまう「心のブロック」がどのように作られるのか、2つのエピソードを通してお話しします。
ケース1:お財布から出された「50円玉」が残した寂しさ
5歳の女の子、Yさんの物語です。 大好きなお母さんの帰りを、今か今かと階段で待っていたYさん。バスから降りてきたお母さんに「抱っこしてもらえる!」と期待して駆け寄りました。
しかし、お母さんは良かれと思って、お財布から50円玉を取り出し「これで好きなものを買いなさい」と渡したのです。Yさんはそのお金でポテトチップを買いましたが、心は満たされませんでした。
この時、Yさんの脳にはこんな回路ができました。
- 「お金(物質)をもらっても、本当に欲しい愛(抱っこ)はもらえない」
この記憶は大人になっても消えず、「物質=愛ではない」という強い思い込み(ブロック)になりました。 その後、夫が一生懸命働いてプレゼントを贈ってくれても、彼女は「物が欲しいんじゃない、そばにいてほしいだけなのに」と、夫の愛情を素直に受け取れなくなってしまったのです。
ケース2:「お母さんを起こすな」という言葉に傷ついた夜
4歳の俊夫君は、夜中に具合が悪くなり、助けを求めて両親の寝室へ行きました。 しかし、お父さんに「お母さんは疲れているんだから起こすな!自分の部屋に戻れ!」と厳しく叱られてしまいます。
この時、俊夫君の心には深い傷が刻まれました。
- 「僕が助けてほしい時に助けてもらえない=自分には価値がない、見捨てられた」
大人になった俊夫君は、婚約者が「頼み事をうっかり忘れた」という些細な出来事に対し、「君は僕を愛していない!もう別れよう!」と激しい怒りを爆発させてしまいます。 彼にとっては、単なる「忘れ物」ではなく、幼い頃の「見捨てられた絶望」が呼び覚まされた、命がけの瞬間だったのです。
あなたのせいではない。「心のパターン」が繰り返されているだけ
これらのお話に登場するご両親に、悪意はありません。むしろ子供を愛していました。 それなのに、受け取る側の子供の心には**「心のブロック」**が出来上がってしまったのです。
このブロックがあると、どんなに職場を変えても、どんなに新しい出会いを探しても、無意識のうちに**「自分を傷つけるパターン」**を自ら引き寄せてしまいます。
- 「また同じようなタイプの人に捕まってしまった…」
- 「勇気を出して環境を変えたのに、前より辛い…」
それは、あなたの努力が足りないのではありません。 心の奥底にある「感情の記憶」が、昔のままストップしているだけなのです。
「こころねセラピー」で、負のループを終わらせませんか?
「こころねセラピー」は、こうした自分でも気づけない深い場所にある「心のブロック」を、短時間で優しく癒していく方法です。
無理にポジティブになろうとしたり、環境を無理やり変えようとしたりする必要はありません。 まずは、あなたの中にいる「あの時、寂しかった自分」に気づき、その記憶を整えてあげること。
ブロックが外れると、驚くほど自然に、周りの人間関係や出来事が変わり始めます。 「もう、同じことで苦しまなくていいんだ」 そう心から思える未来を、一緒に作っていきませんか?
あなたは決して悪くありません。 ただ、心の見えない仕組みを知らなかっただけ。
もし、今の状況に「理由のない苦しさ」を感じているなら、一度お話を聞かせてくださいね。


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