はじめに:あなたの「生きがい」は本物ですか?
「あなたの生きがいは何ですか?」
もし、こんなふうに聞かれたら――あなたはどう答えるでしょうか?
好きな趣味や、家族、仕事のやりがいを思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも、もしかしたらそれは「本当の生きがい」の一部でしかないかもしれません。
「生きがいがある」と言いながら、どこか心が満たされず、疲れや孤独を感じている方は少なくありません。
その理由のひとつは、「生きがい」を“楽しみ”や“快楽”といった表面的なことと結びつけてしまっているからです。
けれど、人生には喜びだけでなく、苦しみや努力、そしてどうしようもない現実もあります。
そのすべてを避けてしまえば、人生はどうしても「部分的」なものに見えてしまいます。
――それでは、心の奥底から湧き上がるような「生きる力」にはつながらないのです。
今日は、「生きがい」をもっと深く、もっとやさしく見つめ直すための
3つの新しい視点をお伝えします。
これは、こころねセラピーで私が多くの方と関わる中でたどり着いた、
“本当の生きる支え”についての考え方です。
1. 「生きがい」とは「意志」である
多くの人は、「生きがい=好きなこと」だと思っています。
でも、それは“きっかけ”ではあっても“本質”ではありません。
本当の「生きがい」は、あなたの中にある「価値ある人生を創りたい」という意志から生まれます。
たとえば――
「私の生きがいは孫と過ごすこと」と言う人が、もし突然その時間を失ったら、心は空っぽになってしまうかもしれません。
けれど、「私は誰かを思いやりながら生きたい」という意志を持っている人は、たとえ環境が変わっても、どんな場面でも「生きがい」を見出すことができます。
「生きがい」は、外の世界に探すものではなく、内側から創り出すもの。
「もっと良い人生を生きたい」「誰かの役に立ちたい」――そんな小さな想いが、すでにあなたの中の“生きがいの芽”なのです。
心も体も疲れ切っているときほど、外に探しても答えは見つかりません。
けれど、自分の中に「それでも前を向いて生きたい」という意志の火を見つけた瞬間、
その小さな灯りが、生きる力に変わっていきます。
2. 運命は「変えられない」が、「選ぶ」ことはできる
人は、思い通りにならない出来事をたくさん経験します。
病気、家族の問題、仕事、人間関係……。
それらはまるで、避けられない“人生という問題集”のようです。
たしかに、どんな問題が与えられるかは選べません。
でも――その出来事にどんな心で向き合うかは、私たちが自由に選べるのです。
それが「選択」という力です。
たとえば、苦しい状況の中でも「なぜ私ばかり」ではなく
「この出来事から、何を学べるだろう?」と考えることができたなら、
その瞬間から、あなたは人生の“被害者”ではなく“創造者”になります。
「運命は変えられないけれど、選ぶことはできる」。
この言葉は、私が多くの女性たちに伝えてきた中で、最も心に響く言葉のひとつです。
どんな状況にあっても、「私には選ぶ力がある」と信じられること。
それこそが、自分軸を取り戻す第一歩なのです。
3. 人生に「失敗」はなく、あるのは「成長のための試練」だけ
こころねセラピーに来られる方の多くは、
「私の人生、間違ってばかりでした」と涙を流されます。
でも私はいつも、静かにこうお伝えしています。
「間違いではなく、学びの途中なんですよ」と。
私たちは、人生の出来事を“失敗”や“不幸”と呼びがちですが、
それは本当は、“成長するための試練”として計画されていることがほとんどです。
「順調な試練」という言葉を、私はよく使います。
少し不思議に聞こえるかもしれませんね。
けれど、魂の視点で見れば――どんな出来事もあなたを磨き、より深く生きるための道なのです。
苦しみや痛みは、あなたが「変わる力」を持っている証拠。
だから、「もうダメかもしれない」と思うときこそ、人生の新しい扉が開く準備が始まっています。
その視点を持つだけで、人生に“失敗”という言葉が存在しなくなります。
あるのは、“自分を成長させるための経験”だけなのです。
まとめ:今日から「創造する意志」を持って生きる
今日お伝えした3つの新常識は、
どんなに疲れていても、どんなに自信を失っていても、
もう一度“生きる力”を取り戻すための道しるべです。
- 生きがいとは、外にあるモノではなく、あなたの内にある「創造する意志」。
- 運命は変えられなくても、向き合い方を「選ぶ」ことができる。
- 失敗は存在せず、すべてはあなたの成長のための「順調な試練」。
この3つの視点を持つことで、
人生は「苦しみから逃れる場所」ではなく、「心を育てる場所」に変わります。
もし、あなたが今「生きがいが見つからない」と感じているなら、
それはまだ“終わり”ではありません。
むしろ、あなたの中の意志が、静かに目を覚まそうとしているサインです。
どうか、自分を責めないでください。
生きがいは「探すもの」ではなく、「思い出すもの」です。
あなたの中には、もうすでにその種があるのです。
今日、その小さな意志を、ほんの少しだけでも信じてみてください。
そこから、本当の「生きがい」が静かに芽吹き始めます。
──あなたの人生は、まだ何度でも、創り直すことができます。
心の奥にある“創造する意志”とともに。


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