科学がそっと教えてくれる「見えない力」を信じる人の、5つのやさしい変化

――こころねセラピー・セラピストの視点から――

「これまで、家族のため、仕事のために必死で生きてきた」
「気づいたら、自分のことは後回しだった」

子育てが一段落し、仕事や役割にも一区切りがつく頃、
ふと胸の奥に、言葉にしづらい空白を感じる方が少なくありません。

・私は、何のためにここまで頑張ってきたのだろう
・これから先、何を支えに生きていけばいいのだろう

こころねセラピーにいらっしゃる方の多くも、
こうした問いを、誰にも言えずに胸の中で抱えています。

宗教には抵抗がある。
でも、何か「もっと大きなもの」に触れたい気持ちは消えない。

もし、
特定の宗教団体に属さなくても、
「信じる心」そのものが、あなたの心と体をそっと支えてくれるとしたら──。

ここでは、心理学とウェルネスの研究をもとに、
「創造主」「大いなる力」「見えない流れ」
そう呼ばれるものを個人的に信じることが、
人生の後半を生きる私たちにどんな変化をもたらすのかを、
5つの視点から、静かにお伝えします。

目次

1. 心が沈んだとき、足元に灯りがともる

――「人生の意味」と「これから」が、そっと見えてくる

人生の後半に差し掛かると、
過去を振り返る時間が自然と増えていきます。

「私は、何者だったのだろう」
「この人生に、意味はあったのだろうか」

「大いなる力」や「見えない流れ」を信じることは、
自分の人生を
ただの偶然の積み重ねではなく、ひとつの流れの中にある物語として
捉え直すきっかけになります。

実際、2024年に学術誌『Religion, Brain & Behavior』に掲載された研究では、
特定の宗教を信仰していなくても、
「宇宙の秩序」や「カルマ」のような神秘的な信念を持つ人ほど、
人生の意味を強く感じていることが示されました。

組織宗教に属している人の方が数値は高かったものの、
その理由の多くは「人とのつながり」によるもの。
つまり、個人的な信じる感覚そのものが、意味を生み出す力を持っているのです。

こころねセラピーの視点では、これは
**「人生の物語を、もう一度やさしく編み直す力」**だと捉えています。

痛みも、遠回りも、失敗も、
「意味のない出来事」ではなかったと思えた瞬間、
心は、静かに立ち上がり始めます。

2. 不安に飲み込まれそうな日々が、少しやわらぐ

――心が落ち着くと、呼吸が深くなる

将来への不安。
体の不調。
誰にも理解されない孤独感。

「信じる心」は、
**「すべてを自分で背負わなくていい」**という感覚を育てます。

2022年、『Frontiers in Psychiatry』に掲載された
65件の研究を統合したメタアナリシスでは、

  • 不安症状が 約25%低下
  • うつ症状が 約20%低下

することが示されました。

特に注目すべきなのは、
**瞑想や意味の探求といった“非宗教的スピリチュアリティ”**が、
うつの発生率低下に関係していた点です。

こころねセラピーでも、
「何かに委ねる感覚」を取り戻した方ほど、
・緊張が抜け
・呼吸が深くなり
・症状の波が穏やかになる
傾向がはっきりと見られます。

信じる心は、
現実を変える魔法ではありません。
でも、現実に向き合う心の姿勢を、確実に変えてくれます。

3. 体が、内側から静かに変わり始める

――「心」と「体」は、やはり別物ではない

「気持ちの問題」と片づけられてきた不調。
でも、心と体は、想像以上に深く結びついています。

2016年、『SSM – Population Health』のレビュー研究では、
スピリチュアリティが高い高齢者は、
死亡リスクが約半分になる可能性が示されました。

さらに、
・心血管系の健康
・障害予防
との関連も報告されています。

日本や東アジアにおいて特に重要なのは、
**宗教に属さない「内省」や「思索」**が、
健康に良い影響を与えている可能性が示された点です。

こころねセラピーでは、
慢性痛や自律神経の乱れを抱える方ほど、
「意味」や「つながり」を取り戻したとき、
体の回復スイッチが入りやすくなることを実感しています。

科学的には、
慢性的なストレス → コルチゾール増加 → 免疫低下
という流れが知られています。

逆に、
心が落ち着き、目的意識が戻ると、体は回復しやすい状態に整う。

これは、決して精神論ではありません。

4. 人との関係が、少しやさしくなる

――「わかり合えない」が「わかろう」に変わる

「見えない力」を信じる感覚は、
自分だけでなく、他者を見る目も変えてくれます。

英国のシンクタンクTheosのレビューでは、
高次の力への信念が
・共感
・感謝
・支援行動
を高め、社会的つながりを深めることが示されています。

こころねセラピーでも、
自分を責めなくなった方ほど、
人にも厳しくなくなる傾向があります。

孤独が深刻化する今の社会で、
組織に属さなくても育てられる共感力は、
人生の質を大きく左右します。

5. 人生の嵐に、しなやかに立ち続けられる

――折れないのではなく、戻ってこられる力

病気、別れ、失敗。
避けられない出来事は、誰の人生にも訪れます。

非宗教的な信仰は、
「どうにもならない現実」を
より大きな流れの中で受け止める力を育てます。

2024年の研究でも、
神秘的な信念が
**柔軟な対処力(レジリエンス)**を高める可能性が示唆されています。

これは現実逃避ではありません。
心理学的には、
「起きた出来事」ではなく
「それにどう反応するか」を選べる感覚を育てること。

こころねセラピーが大切にしている、
生きるための、静かな強さです。

結論:あなたなりの「信じる感覚」を、思い出してみてください

信仰とは、
誰かに与えられるものではありません。

あなたがこれまで生きてきた経験、
感じてきた痛み、
それでも続けてきた歩みの中に、
すでに芽生えているものです。

最後に、そっと問いかけさせてください。

忙しさの中で置き去りにしてきた、
あなたの人生に意味を与えてくれる
**あなただけの「見えない力」**とは、
どんな存在でしょうか。

こころねセラピーは、
その感覚を、思い出すお手伝いをしています。

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この記事を書いた人

心と体を同時に癒し、あなたらしい人生を取り戻すお手伝いをしています。
子どもの頃、父の厳しいしつけの中で寂しさや孤独感を抱えながら育ち、20代では10年続く慢性腰痛に苦しみました。
しかし、たった1回の心理療法で痛みが消え、同時に心のブロックも解放され「このままでいい」という安心感に包まれた経験が、私の人生を変えました。
その体験をもとに、独自開発の感情開放ボディーワーク、オンサ心理療法、チャクラヒーリングを組み合わせ、平均1〜3回のセッションで心身の不調や慢性痛にアプローチしています。
あのとき私が感じた“解放感と安心感”を、今度は多くの人に届けたい——それが、私の活動の原動力です。

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