その「疲れ」、心のブロックが原因かも?自律神経と感情記憶の意外な関係

こんにちは。静岡・沼津・三島・函南のこころねセラピーの秋山幸徳ですです。

「寝ても疲れが取れない」 「病院に行くほどではないけれど、いつも体が重だるい」 「大事な場面で動悸がしたり、急に強い眠気に襲われたりする」

こうした身体の不調を感じたとき、私たちは「体調管理の問題」と考えがちです。しかし、実はその背景に、幼少期に作られた「心のブロック(感情記憶)」が深く関わっていることがあります。

今回は、心のブロックがどのように自律神経を乱し、私たちの身体を「サバイバルモード」にさせてしまうのか、そのメカニズムを紐解いていきましょう。

目次

1. 脳は「過去の恐怖」を今も警戒している

私たちが子供の頃に体験したショックな出来事(前回の記事:「なぜか繰り返される「生きづらさ」。その正体は、幼い頃の記憶に隠れているかもしれません」のシチュエーション2の俊夫君のような「見捨てられ不安」など)は、脳の「扁桃体(へんとうたい)」という部分に強烈な感情記憶として保存されます。

扁桃体は、いわば脳内の「火災報知器」です。 大人になって、過去のトラウマと少しでも似た状況(例:パートナーが連絡を忘れる、上司に少し厳しい顔をされるなど)が起きると、この報知器が**「命の危険だ!」**と誤作動を起こします。

すると、脳の指令によって自律神経が瞬時に反応し、身体を戦闘態勢、あるいは停止状態へと追い込んでしまうのです。

2. 「闘争・逃走・凍結」:自律神経の3つの反応

最新の自律神経理論である**「ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)」**に基づくと、心のブロックが発動したとき、私たちの身体では以下の反応が起きています。

① 交感神経の過剰活性(闘争・逃走)

「無視された」「大切にされていない」と感じた瞬間、心拍数が上がり、呼吸が浅くなります。俊夫君が婚約者に激しい怒りをぶつけたのは、この反応です。身体は常に「外敵」に備えて緊張し、休まる暇がありません。

② 背側迷走神経の反応(凍結・シャットダウン)

あまりにも強いストレスや「どうしようもない」という絶望感を感じると、身体はエネルギーを節約するために「死んだふり」のような状態になります。 シチュエーション2で俊夫君が感じた「強い疲労感や眠気」は、まさにこれです。心が傷つくのを防ぐために、神経系がシステムをシャットダウンさせているのです。

3. 心のブロックが「慢性的な不調」を生む理由

本来、自律神経は波のように揺れ動きながらバランスをとっています。しかし、心のブロックが強固にあると、脳が「今は安全だ」という信号を出せなくなります。

  • 常に交感神経が優位 ⇒ 不眠、肩こり、高血圧、イライラ
  • 常にシャットダウン傾向 ⇒ 慢性疲労、うつ状態、胃腸の不調

このように、過去の感情記憶が現在の身体を縛り付け、自分ではコントロールできない「生きづらさ」や「病気」の原因となっていくのです。

4. 「こころねセラピー」で神経系に安心を届ける

アカデミックな視点で見れば、心のブロックを外すということは、「脳の扁桃体の誤作動を解き、自律神経を『安全モード(社会交流システム)』へと戻してあげること」に他なりません。

「こころねセラピー」では、単に思考を変えるだけでなく、潜在意識に刻まれた「不快な感情記憶」に直接アプローチします。 「もう戦わなくていいんだ」「もう一人で耐えなくていいんだ」と神経系が真に理解したとき、身体の緊張は驚くほど自然に解けていきます。

最後に:身体からのサインを無視しないで

もしあなたが、原因不明の体調不良や、コントロールできない感情の波に苦しんでいるのなら。それはあなたの身体が、一生懸命にあなたを守ろうとして出している「SOS」かもしれません。

あなたの心と体は、本来もっと自由に、軽やかになれるはずです。 その「目に見えないブレーキ」を一緒に見つけ、外していきませんか?

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この記事を書いた人

心と体を同時に癒し、あなたらしい人生を取り戻すお手伝いをしています。
子どもの頃、父の厳しいしつけの中で寂しさや孤独感を抱えながら育ち、20代では10年続く慢性腰痛に苦しみました。
しかし、たった1回の心理療法で痛みが消え、同時に心のブロックも解放され「このままでいい」という安心感に包まれた経験が、私の人生を変えました。
その体験をもとに、独自開発の感情開放ボディーワーク、オンサ心理療法、チャクラヒーリングを組み合わせ、平均1〜3回のセッションで心身の不調や慢性痛にアプローチしています。
あのとき私が感じた“解放感と安心感”を、今度は多くの人に届けたい——それが、私の活動の原動力です。

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