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科学が紐解く心・意識
第3回:翻訳機を整える —— 内受容感覚トレーニング
前回まででお伝えしてきたことを、ここで一度整理しましょう。 痛みは「壊れているサイン」とは限らない 慢性痛の背景には、自律神経の過覚醒がある その状態を左右するのが 内受容感覚(interoception) である そして私は、こう表現しました。 内受容感... -
自分軸
第2回:体はいつ「安全だ」と判断するのか
――慢性痛と神経のブレーキの話 1.痛みが消えない本当の理由 前回お伝えしたように、慢性痛は「壊れているから」ではなく、脳がまだ警戒を解いていない状態です。 では、その警戒はいつ解除されるのでしょうか。 答えはシンプルです。 体が“安全だ”と感じ... -
本当の原因
痛みは、あなたを壊しているのではないーまだ翻訳されていない体の声です。第1回:安心が痛みをほどく理由
――脳は「安全」になるまで、痛みを手放さない 1.痛みが続く人に共通する、ある感覚 「検査では異常がないと言われた」「治療を受けても、その場では楽になるけれど、また戻ってしまう」「理由が分からないまま、何年も痛みと付き合っている」 慢性痛を抱... -
本当の原因
痛みは、あなたを壊しているのではないーまだ翻訳されていない体の声です。ー(連載全6回)
第0回 プロローグ 長く続く痛みを抱えていると、人はいつの間にか、こんなふうに思ってしまいます。 「私の体は、どこか壊れてしまったのではないか」「もう元には戻らないのではないか」 病院で検査をしても「特に異常はありません」「年齢のせいですね... -
自分軸
ロチェスター大学の研究が明かした“自分軸を失う人生”の正体
1. 「ここまで頑張ってきたのに…」という違和感 仕事も家庭も、それなりにこなしてきた。大きな失敗をしたわけでもない。周りから見れば「ちゃんとした人生」です。 それなのに、ふとした瞬間に「これが私の人生だったのかな」そんな空虚さが胸をよぎるこ... -
本当の原因
自分を後回しにしてきたあなたへ、脳から見た慢性痛の話
こんにちは。静岡・沼津・三島・函南で、心と体の両方から慢性痛と向き合っているこころねセラピーの秋山幸徳です。 ここに来られる40代・50代の方の多くが、こんなことをおっしゃいます。 検査では「異常なし」と言われた もう治っているはずなのに、痛み... -
科学が紐解く心・意識
意識は途切れない
人生の出来事に「意味」があると感じたいあなたへ 意識の連続性と、魂が人生を選んでくるという仮説について はじめに 「なぜ、こんな人生なのだろう」「どうして、私だけがこんな思いをしなければならないの?」 40代、50代になり、体の不調、家族の問題... -
科学が紐解く心・意識
がんばるのをやめたとき、体と心に起きていること
最近、理由ははっきりしないけれど、「少し疲れたかもしれない」「前より余裕がないかも」そんな感覚はありませんか。 何かを信じなくて大丈夫です。前向きになろうとしなくて大丈夫です。無理に強くならなくて大丈夫です。 ただ、「少し楽になったかもし... -
科学が紐解く心・意識
人はなぜ、誰かを想うと回復しはじめるのか
― 利他が「道徳」ではなく「生命の仕組み」である理由 ― 1. 「人のために生きなさい」に、疲れてしまったあなたへ これまでの人生で、何度「人のために」「家族のために」「周りの期待に応えて」と言われてきたでしょうか。 気がつけば、自分の気持ちは後... -
心と体
利他の祈りが、あなたの痛みをそっと和らげる理由
〜がんばり続けてきた女性へ贈る、やさしい処方箋〜 1. 「もう仕方ない」と思ってきた、その痛みへ 病院に通っても、薬を飲んでも、なぜか完全には消えてくれない慢性的な痛み。 「年齢のせいかな」「私が弱いからかな」 そうやって、長い間ひとりで耐えて...